
法律
憲法
- 「一人前」でない者の人権
- [憲法]
- 小畑清剛 著
- A5判・240ページ・本体3,000円+税
- 「一人前」でない者として権力の管理対象とされたアイヌ人、ハンセン病患者、先天性身体障害者らの人権が蹂躙されてきたことを法哲学と憲法学が交錯する地平から批判的に考察する。

- 離島と法
- [憲法]
- 榎澤幸広 著
- A5判・228ページ・本体4,600円+税
- 基本的人権は日本にいるすべての人びとに保障されているが、離島にかかわる法は島民の人権を保障するものとなっているのか。1946〜79年の間に生じた事例解析から人権保障と法のありかたを再検討・再構築していく。

- 人権判例の新展開
- [憲法]
- 安藤高行 著
- A5判・310ページ・本体5,400円+税
- 国籍法、景観法、住基ネット、議員定数不均衡、集合住宅へのビラ投函など、近年の最高裁判決を軸に、判例の流れや動向を含む全体像を分析、考察する。人権論研究に不可欠の一冊。

- ヒロシマと憲法〔第4版〕
- [憲法]
- 水島朝穂 編著
- A5判・296ページ・本体2,800円+税
- 世界の〈ヒロシマ〉と一地方都市〈広島〉を憲法学の視角から結びつけ、平和主義と人権を基軸に具体的な問題を取り上げ、日本国憲法の今日的意味を再確認する。第3版刊行(1997年)以降、5年余りの状況変化をふまえ全体を見直した。
- 憲法と沖縄を問う
- [憲法]
- 井端正幸 ・渡名喜庸安 ・仲山忠克 編
- A5判・196ページ・本体2,000円+税
- 積年の課題である米軍基地問題だけでなく、自然、教育、労働、生存権、自治など諸問題を、「憲法から沖縄を」「沖縄から憲法を」という2つの視角を交差させ多角的・実証的に分析する

- 18歳からはじめる情報法
- [憲法]
- 米丸恒治 編
- B5判・96ページ・本体2,300円+税
- いま私たちは〈情報〉の重みが増すデジタル情報社会を生きている。情報にかかわる規範・規制などの法制度について日常に遭遇する15のテーマを選び、法的素養がなくても理解できるようわかりやすく概説する。

- インターネットの自由と不自由
- [憲法]
- 庄司克宏 編
- A5判・186ページ・本体2,900円+税
- 従来の人権規定や刑法、競争法(独占禁止法)や消費者保護法だけでネットの濫用や悪用に対応できるのか? プライバシーや個人データを保護するためにどのような限界設定をなしうるか/なすべきか、日・米・欧の比較を通して考察する。

- レクチャー情報法
- [憲法]
- 松井修視 編
- A5判・270ページ・本体2,800円+税
- 情報の自由な流れの保障と保護とのバランスをいかにはかり、実現するか。高度情報化社会を生きる私たちが、メディアに向き合ううえで知っておくべき項目を体系的にわかりやすく解説。

- 大学における〈学問・教育・表現の自由〉を問う
- [憲法]
- 寄川条路 編
- A5判・96ページ・本体926円+税
- 大学当局が教授に無断で講義を録音し、告発した教授を解雇した「明治学院大学事件」。東京地裁による解雇無効判決にいたるまでの、事件の全貌を明らかにする。事件の概要、裁判所への法学者による意見書、判決文の解説を収録。本来「学問・教育・表現の自由」が保障されるはずの大学界への教訓として公刊。

- 大学の危機と学問の自由
- [憲法]
- 寄川条路 編
- A5判・66ページ・本体1,000円+税
- 「学問の府」であるはずの大学が、いまサバイバル時代を迎え危機に瀕している。その危機のほころびとして大学権力が教員を排除するリアルな実態とその深刻さを問うとともに、本来の大学の公的役割や倫理の構築を提言する。
