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憲法と裁判
樋口陽一 ・栗城壽夫 著
A5判・396ページ・3,520円(税込)
20世紀後半になって、多くの諸国で違憲審査制(憲法訴訟)が重要な役割を演ずるようになってきた。本書は「憲法」における「裁判」の占める重要性とその限界をふまえ、裁判官の果たすべき役割、違憲審査制の理念と歴史、日本での展開について論及する。

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人権の再問
[憲法] [記念論集・個人全集・講座]
市野川容孝 編
A5判・224ページ・3,300円(税込)
講座 人権論の再定位 1
差別、障害、老い、病い、セクシュアリティ、貧困など、私たちが直面している諸問題と、これまで紡ぎだされてきた様々な思想に照らし合わせ、人権とは何かをあらためて問い直す。

    
人権の主体
[憲法] [記念論集・個人全集・講座]
愛敬浩二 編
A5判・264ページ・3,630円(税込)
講座 人権論の再定位 2
人権概念をその前提となる主体概念にまでさかのぼって、人権をめぐる問題状況を把握し、理論と実践における人権論の課題を明らかにする。

    
人権の射程
[憲法] [記念論集・個人全集・講座]
長谷部恭男 編
A5判・274ページ・3,630円(税込)
講座 人権論の再定位 3
あらゆる人が平等に享受すべき人権を実効的に保障するためには、いかなる制度構築が必要なのか。憲法学の直面する問題状況を描き、その行方を模索する。

    
障害をもつ人々の社会参加と参政権
[憲法] [社会保障・社会福祉]
井上英夫 ・川崎和代 ・藤本文朗 ・山本忠 編著
A5判・220ページ・2,200円(税込)
障害種別に、参政権保障の歴史的経過をふまえ現状と改善策を示し、運動のあり方や障害のある人をサポートする情報科学技術の活用を提示。バリアフリー社会をめざす。

  
国政調査権の研究
孝忠延夫 著
A5判・364ページ・5,720円(税込)
“議会制の危機”が叫ばれると同時に“議会の復権”が唱えられる今日、“議会に与えられた武器”といわれる「国政調査権」の憲法的性格を国政に対する批判・監視権、特に内閣に対する議会的統制権と捉える視点に立ち、議会制民主主義のあり方を示唆。

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現代民主主義と多数決原理
中村浩爾 著
A5判・278ページ・3,190円(税込)
「民主主義=多数決」という意識構造を、戦後民主主義の一視角としての多数支配論の検討を通じて明確にする。民主主義の前提としての少数者保護はいかにあるべきか、今日の多極共存型デモクラシーの時代状況を解明する。

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憲法の本質・労働者綱領
[憲法]
F.ラサール /森田勉 訳
四六判・236ページ・2,090円(税込)
19世紀ドイツの社会思想家ラサールがプロイセン・ドイツの専制・貴族政治における“みせかけの”近代的立憲体制と原理的に対決し、その反民主制・反動性を暴露する。マルクスと同時代人として社会思想に影響を与えたラサール主義の真髄。
ドイツの平和主義と平和運動
[平和学] [歴史]
竹本真希子 著
A5判・258ページ・5,830円(税込)
ヴァイマル知識人のフォーラムであった『ヴェルトビューネ』と『ターゲ・ブーフ』の記事分析を通して20世紀ドイツの平和主義と平和運動史を歴史的に位置づけ、「平和」や「平和運動」とは何かを根源的に問う。

    
ラディカルに〈平和〉を問う
[憲法] [平和学]
小田実 ・木戸衛一 編
四六判・240ページ・1,760円(税込)
戦後60年を迎えるにあたり、日本が歩んできた軌跡を日本国憲法の原点と理念から根元的に問い直す。希望の原理としての日本国憲法が構想する平和を再認識し、「戦争をする国」に向かいつつある日本へ警鐘を鳴らす。

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