書籍名 | 憲法教室 |
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著者 |
松井幸夫・ 永田秀樹編 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 328頁 |
発行年月 | 2012年4月 |
定価 | 2,750円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03415-1 |
ジャンル | 憲法 |
本の説明 |
憲法に対する理解を深め、体系的な知識や理論を身につける。各講を独立項目とし、最新動向をふまえ平易・簡潔に解説。全30講3部構成(総論/基本的人権/統治の原理・機構・作用)。 |
目次 |
はしがき ◇第T部 総論◇ 第1講 憲法とは何か 憲法の成立と展開/憲法の観念/憲法の制定と 保障 第2講 日本憲法史 日本の立憲主義/明治憲法と近代国家形成/日 本国憲法の成立 第3講 国民主義 主権概念と国民主権/2つの「国民」概念と国 民代表/国民主権と政党 第4講 象徴天皇制 天皇の地位/象徴天皇制/国事行為 第5講 平和主義 日本国憲法の平和主義/9条の制定と運用/9 条の解釈 ◇第U部 基本的人権◇ 第6講 人権総論 基本的人権とは?/基本的人権と公共の福祉 第7講 幸福追求権 幸福追求権の位置と意義/プライバシーの権利 /自己決定権/環境権 第8講 法の下の平等 「平等」とは何か/裁判規範としての平等原則 /具体的差別禁止事由を巡って/その他の個別 的平等規定 第9講 思想・良心・信教の自由 思想・良心の自由/信教の自由/政教分離 第10講 表現の自由 表現の自由とは何か/検閲の禁止/明確性の理 論/表現の自由の制限と違憲審査/通信の秘密 第11講 大衆的表現の自由 大衆的表現の自由の現代的意義/集会の自由/ デモ行進の自由/結社の自由 第12講 報道の自由と知る権利 情報化社会と知る権利/報道の自由と取材の自 由 第13講 学問の自由 学問の自由/大学の自治 第14講 教育に関する基本権 教育を受ける権利/教育の自由 第15講 経済的自由 経済的自由の位置と意義/職業の自由/財産権 の保障/居住・移転の自由 第16講 人身の自由と適正手続 奴隷的拘束・苦役からの自由/適正手続の保障 /その他の刑事手続 第17講 社会的基本権 社会権とは何か/生存権/労働基本権 第18講 国務請求権(受益権) 総説/請願権/国家賠償請求権と刑事補償請求 権/裁判を受ける権利 第19講 参政権 参政権の意義と性質/選挙権と被選挙権/選挙 法制の公理/投票価値の平等/憲法と選挙制度 第20講 国民の義務 憲法と義務規定/教育・勤労・納税の義務/一 般的義務規定 ◇第V部 統治の原理・機構・作用◇ 第21講 権力分立の原理 権力分立の理論と制度/日本国憲法における主 要な解釈問題 第22講 国会の地位と構成 国民代表制/国会の地位/国会の構成/国会議 員の地位と権能 第23講 国会の権限と活動 国会の権能/議員の権能/国政調査権/国会の 活動 第24講 議院内閣制 議院内閣制とは/議院内閣制の意義 第25講 内閣の権限 内閣の組織・権限/行政権とは 第26講 司法権 司法権の範囲と限界/裁判所の組織/司法権の 独立 第27講 憲法訴訟 違憲審査制/憲法訴訟の要件と違憲審査の限界 /憲法判断の方法/違憲判決の効力 第28講 地方自治 地方自治の本旨/地方公共団体の組織と事務/ 地方公共団体の条例制定権 第29講 憲法の改正 憲法の変動/憲法改正手続/憲法改正の限界/ 憲法の変遷 第30講 憲法と国際社会 国際社会の動向と国家/憲法と条約/人権保障 の国際化 判例索引 事項索引 |