| 書籍名 | NPOは公共サービスを担えるか |
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| 副題 | 次の10年への課題と戦略 |
| 著者 |
後房雄著 
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| 判型 | Ａ５判 |
| 頁数 | 216頁 |
| 発行年月 | 2009年5月 |
| 定価 | 2,750円（税込） |
| ISBN | ISBN978-4-589-03170-9 |
| ジャンル | 行政・地方自治 |
| 本の説明 |
「官から民へ」「中央から地方へ」という公的諸制度の大改革のなか、ＮＰＯ法執行後10年を経たＮＰＯセクターの到達点をふまえ、今後ＮＰＯは公共サービス提供の担い手になるべきであるとする著者の問題提起の書。 
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| 目次 |
はしがき 序 章 10年を経たNPOｾｸﾀｰの到達点と課題―｢草 の根主義｣と｢ﾎﾞﾗﾝﾀﾘｽﾞﾑの神話｣を越えて はじめに Ⅰ NPO啓蒙期10年の成果 Ⅱ 次の10年の課題とJACEVO構想 第Ⅰ部 ＮＰＯと政府・自治体改革 第１章 グローバルな公共経営革命とNPOの台頭 はじめに Ⅰ グローバルな公共経営革命の展開 Ⅱ グローバルなアソシエーション革命 Ⅲ 時代の課題としての自由主義的改革 Ⅳ ワーカーズ・コープとNPO 第２章 自治体改革とNPO はじめに Ⅰ ｢追い付き型近代化｣体制の転換 Ⅱ NPM型行政改革とNPO Ⅲ 日本における｢革命｣の兆し おわりに 第３章 自治の原型としてのＮＰＯ―アメリカに おける政府-NPO関係の変遷 はじめに Ⅰ ﾄｯｸｳﾞｨﾙが見た19世紀ｱﾒﾘｶのNPOと自治体 Ⅱ アメリカの現実のなかで働き続ける理念型 Ⅲ 公共サービスにおける決定と実施の分離 Ⅳ アメリカにおける政府-NPO関係の変遷 Ⅴ 日本における自治体の再生とNPO 第Ⅱ部 ＮＰＯと公共サービス改革 第４章 日本における公共サービス改革とNPO Ⅰ 公共サービス改革の進展 Ⅱ 日本型の「大きな政府」とその自由主義的 改革 Ⅲ 戦後の福祉システムとNPO Ⅳ 準市場の導入による公共サービス改革 Ⅴ 指定管理者制度から市場化テストへ Ⅵ NPOは公共サービスを担えるか 第５章 ＮＰＯ－行政関係の戦略論的考察 ―NPOは事業委託をどのようにﾏﾈｰｼﾞすべきか はじめに Ⅰ 事業委託関係における核心問題 Ⅱ NPOと行政のセクター間関係―ﾏｸﾛ的考察 Ⅲ 事業委託ゲームの舞台設定と戦略―ﾐｸﾛ的 考察 Ⅳ 日本における事業委託関係の実態―全NPO 法人へのアンケート調査から Ⅴ 公的資金提供の制度的枠組み おわりに 第６章 ＮＰＯと公的資金―「ボランタリズムの 神話」の克服 Ⅰ ＮＰＯへの挑戦としての公共サービス改革 Ⅱ ＮＰＯセクターの状況 Ⅲ ＮＰＯをめぐる神話 Ⅳ 理念的協働論への批判 Ⅴ アカウンタビリティと自律性をいかに両立 させるか 終 章 日本のＮＰＯセクターの岐路とイギリス ・モデル はじめに Ⅰ ＮＰＯのメジャー化―コンパクトとNPO法 Ⅱ イギリス・モデルのその後 Ⅲ 日本のＮＰＯセクターの課題 初出一覧 |
