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書籍名 NPOの新段階
副題 市民が変える社会のかたち
著者 末村祐子編著
判型 四六判
頁数 160頁
発行年月 2007年1月
定価 1,980円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-02989-8
ジャンル 行政・地方自治
本の説明 NPO法の施行から8年。政府や民間の補完としての役割にとどまらず、安心で快適に暮らせる社会をつくるために自ら行動するNPOの現在進行形の姿を、先駆的な事例を通して描き出す。NPOのいまを知るための一冊。

目次 はじめに
序章 転換期にある日本◆社会の新たな担い手たち/末村祐子
  世界的な潮流であるNPOの台頭
  日本のNPOのあゆみ
  小泉政権における構造改革とNPO
  真の構造改革に向けて―新たなビジョンの必要性
講義編
 CASE1 市民の目覚め◆自律する市民・行動する市民/松浦米子
  『市民グループ見張り番』の誕生
  住民監査請求権、情報公開請求権の行使を市民の力に
  継続は力―様々な事例から
  市民である醍醐味
   講義解説@見張り番
 CASE2 チャレンジドを納税者にできる日本へ/竹中ナミ
  チャレンジドという言葉との出会い
  震災とパソコン通信
  ある青年の物語
  情熱を後押しするもの
  専門家も万能ではない
  福祉の概念の転換を
   講義解説Aプロップ・ステーション
 CASE3 情熱とマネジメントの融合◆ニーズから政策へ/石川治江
  地域で生きるために
  たまたま性からの脱却
  介護保険制度制定の背景と制度の概要
  制度の狭間で―やわらぎの経験から
  介護はプロに、家族は愛を
   講義解説Bケア・センターやわらぎ/にんじんの会
 CASE4 自立・自律と共生のコミュニティをめざして/中村順子
  NPOの可能性・おもしろさと現状
  考える・判断する・実行する―『CS神戸』の理念と成り立ち
  組織を支える多様なスタッフ
  『CS神戸』の直轄事業
  『CS神戸』を通じて立ち上がったグループたち
  中間支援組織としての役割
  NPOと経済活動
  コミュニティ全体の幸せをめざして
   講義解説CCS神戸
 終章 社会におけるNPOの役割/末村祐子
  市場メカニズムとNPO
  政府・市場・NPOそれぞれの役割
  成長分野とNPO
  NPOの組織特性
  日本のNPO制度
おわりに―講義のふりかえりとともに
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