書籍名 | 新・初めての憲法 |
---|---|
著者 |
抱喜久雄・ 野畑健太郎・ 吉川智編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 268頁 |
発行年月 | 2004年4月 |
定価 | 2,860円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02735-6 |
本の説明 |
初学者が予習できることを目的に、本文と対応した資料(用語解説・判例・学説・資料・参照条文など)を右頁に入れ、左右見開き頁にするなど理解しやすさに工夫した教科書。巻末に「参考文献」を載せ、学問的発展にも配慮。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき 第1章 憲法の基本概念 ―「憲法」とは― 1 「憲法」の語と意義 2 憲法の意味 3 憲法の分類 4 憲法の特性 第2章 前文 ―憲法成立の由来と前文の性格を理解するために― 1 明治憲法の成立 2 日本国憲法の成立とその法理 3 前文とその基本原理 4 前文の法的性質 第3章 天皇 ―「象徴としての地位」を理解するために― 1 天皇の地位 2 天皇の権能 3 皇位継承と皇室経済 第4章 戦争の放棄 ―策9条を理解するために― 1 憲法前文と9条 2 政府の9条解釈 3 学説の9条解釈 4 国際社会の変化と9条 第5章 人権保障 ―基本的人権を理解するために― 1 人権保障の歴史と日本国憲法の人権保障 2 人権保障の体系 3 人権の享有主体 4 人権の保障範囲 5 国民の義務 第6章 包括的人権 ―幸福追求権と「法の下の平等」を理解するために― 1 憲法13条 2 幸福追求権 3 プライバシーの権利 4 自己決定権 5 憲法14条 第7章 精神的自由権 ―内心の自由と表現の自由を理解するために― 1 思想・良心の自由 2 信教の自由 3 表現の自由 4 集会・結社の自由、通信の秘密 5 学問の自由 第8章 経済的自由権 ―経済生活を営む自由とは― 1 経済的自由の意義とその保障 2 職業選択の自由 3 財産権 第9章 身体的自由権 ―人身の自由と刑事手続の保障を理解するために― 1 奴隷的拘束・その意に反する苦役からの自由 2 移動の自由 3 適正手続 4 被疑者の権利 5 被告人の権利 第10章 社会権 ―人間らしい生活を営む権利とは― 1 生存権の内容 2 生存権の法的性格 3 その他の社会権 第11章 受益権 ―人権保障をより確実にする権利とは― 1 受益権の性格と内容 2 請願権 3 国家賠償請求権 4 裁判を受ける権利 5 刑事補償請求権 第12章 国会 ―国民の代表機関を理解するために― 1 国会の地位 2 二院制 3 国会の活動 4 国会の権能と議院の権能 第13章 選挙・政党 ―議会民主制の基礎を理解するために― 1 民主政治における選挙の意味と原則 2 選挙による代表の展開 3 選挙制度の技術と政党 第14章 内閣 ―行政権の中枢的機関を理解するために― 1 行政権と内閣 2 内閣の組織 3 内閣の権限と責任 第15章 裁判所 ―司法制度を理解するために― 1 司法権の意義 2 裁判所の組織・権能とその活動方法 3 司法権の独立 4 違憲審査権 第16章 財政 ―予算とは― 1 基本原則 2 国費の支出および国の債務負担 3 予算と決算 4 公金支出の制限 第17章 地方自治 ―「民主主義の学校」を理解するために― 1 地方白治の本旨 2 地方公共団体と国との関係 第18章 憲法改正・最高法規 ―改正規定の内容と意義を理解するために― 1 憲法改正の意義と手続 2 憲法改正の限界 3 憲法の最高法規性 4 憲法尊重擁護義務 5 憲法と条約 参考文献 判例索引 事項索引 |