書籍名 | ケースブック新民事訴訟法T |
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著者 |
池田辰夫編著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 140頁 |
発行年月 | 1999年12月 |
定価 | 1,980円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02171-4 |
本の説明 |
判決例の要旨の安直な学習ではなく、民事裁判の判決記録を丸ごと読みこなす本格的な力を養うために作られた判例教材。法学部での民訴ゼミ、司法試験受験生、司法修習生のための学習教材に最適。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
目 次 はじめに 判例をどう読むか 凡 例 1 訴訟と非訟 【最判昭和50年11月7日民集29巻10号1525頁】 事案/判旨/キーワード T 裁判記録 第一審判決(大阪地判昭和42年4月11日) 控訴審判決(大阪高判昭和46年10月28日) 上告理由〔要旨〕 最高裁判決 U 学習論点およびコメント 一 はじめに 二 遺産共有の法的性質 三 訴訟事件と非訟事件 四 訴訟手続と非訟手続の違い 五 検討 V その他の参考論点 一 共有物分割訴訟の法的性質 二 時機に後れた攻撃防御方法(民訴法157条1項) 2 専属的管轄の合意 【札幌高決昭和62年7月7日金商777号30頁、判タ653号174頁】 事案/判旨/キーワード T 裁判記録 抗告審決定 U 学習論点およびコメント 一 はじめに 二 管轄の合意の意義 三 管轄の合意の解釈 四 専属的管轄の合意に反する移送の可否 V その他の参考論点 一 約款による管轄合意の有効性 二 合意に反する法定管轄裁判所に提訴されたときに、専属的合意管轄裁判所への移送申立てを却下し得るか(17条類推) 3 訴訟行為と私法法規 【最判昭和45年12月15目民集24巻13号2072頁】 事案/判旨/キーワード T 裁判記録 第一審判決(東京地判昭和43年7月19日) 控訴審判決(東京高判昭和44年11月6日) 上告理由 最高裁判決 U 学習論点およびコメント 一 はじめに 二 法人等の団体の代表者の訴訟上の地位 三 実体法上の表見法理の訴訟行為への適用ないし類推適用の可否 四 訴状の補正 五 代表権なき者の控訴提起の有効性 六 控訴審での措置 4 弁論の再開 【最判昭和56年9月24目民集35巻6号1088頁】 事案/判旨/キーワード T 裁判記録 第一審判決(千葉地裁木更津文判昭和53年3月27日) 控訴審判決(東京高判昭和54年12月25日) 最高裁判決 U 学習論点およびコメント 一 本判決の意義 二 民事訴訟法153条の趣旨 三 弁論再開についての裁判所の裁量権の限界 四 「民事訴訟における手続的正義の要求するところであると認められるような特段の事由」とは 5 既判カの客観的範囲 【最判昭和51年9月30日民集30巻8号799頁】 事案/判旨/キーワード T 裁判記録 第一審判決(大阪地判昭和45年11月28日) 控訴審判決(大阪高判昭和48年12月14日) 最高裁判決 U 学習論点およびコメント 一 本判決の意義 二 前訴と後訴の訴訟物の異同 三 判決効拡張の理論構成――信義則による判決効の拡張―― 四 信義則違反の効果 V その他の参考論点 事項索引 |