書籍名 | 現代の政治理論家たち |
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副題 | 21世紀への知的遺産 |
著者 |
田口富久治・ 中谷義和編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 296頁 |
発行年月 | 1997年5月 |
定価 | 3,520円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-01995-7 |
ジャンル | 政治学 |
本の説明 | 15人(ウェーバー、ラスキ、イーストン、丸山真男ら)の理論の解説を通じて20世紀の政治理論を通観。各々の理論の同時代的意義のみならず、諸概念の揺らぎのなか迎える21世紀にどのようなインパクトと示唆を持ちうるのかも提示する。 |
目次 |
序文 1 M・ウェーバー/牧野 雅彦 ◇政治と学問との問に 2 H・J・ラスキ/渋谷 武 ◇政治的多元主義の理論 3 A・グラムシ/松田 博 ◇ヘゲモニーの政治理論 4 A・F・ベントレー/中谷 義和 ◇集団理論の先駆 5 C・E・メリアム/中谷 義和 ◇現代アメリカ政治学の設定者 6 H・D・ラスウェル/中谷 義和 ◇精神分析学的政治学と政策科学 7 R・A・ダール/中谷 義和 ◇ポリアーキー型民主政治論 8 D・イーストン/田口 富久治 ◇政治システム理論 9 R・アロン/北川 忠明 ◇古典的政治理論の復権 10 P・ビルンボーム/北川 忠明 ◇「国家」の再審のために 11 I・ウォーラースティン/鈴木 一人 ◇現代世界における世界システム論 12 B・ジェソップ/田口 冨久治 ◇ネオ・マルクス主義の国家論 13 D・ヘルド/田口 富久治 ◇コスモポリタン民主主義の理論 14 M・ウォルツァー/岡本 仁宏 ◇政治哲学の意味 15 丸山 真男/冨田 宏治 ◇「文化接触」と「文化変容」の思想史 人名索引・事項索引 |