書籍名 | 法律と世論 |
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著者 |
A.V.ダイシー著 清水金二郎訳 菊池勇夫監修 |
判型 | A5判 |
頁数 | 466頁 |
発行年月 | 1972年10月 |
定価 | 5,500円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-00579-4 |
ジャンル | 法哲学・法社会学・法制史 |
本の説明 | 刊行と同時に世界の法学界より名著として迎えられ、今なお社会立法と世論との関係を解明した不朽の書。法律と世論との関係/イギリスの立法的世論の特徴/民主主義と立法/世論の主要な三つの趨勢/旧トーリー主義すなわち立法休止の時代/ほか19論文。 |
目次 |
監修者のことば 第二版訳者序 第一版緒言 第二版緒言 第二版序文 序文の目的 A 一九世紀末における立法的世論 B 二〇世紀初頭よりの立法の進路 C 二〇世紀初頭以来の立法的世論の主要な思潮 D 二〇世紀初頭以来の立法的世論の反対思潮(Counter-Currents)および 異なる思潮(Cross-Currents) 結論 第一 法律と世論との関係 第ニ イギリスの立法的世論の特徴 第三 民主主義と立法 第四 世論の主要な三つの趨勢 第五 旧トーリー主義すなわち立法休止の時代(一八○○年―八三〇年) A 世論の状態(一七六〇年―八三〇年) B 法律における変化の欠缺 C 立法休止時期中に著しい変革の生じた理由 D 無活動期の終結 第六 ベンサム主義すなわち個人主義の時代 A 法律改正についてのベンサム主義者の思想 B ベンサム主義の受認 C ベンサム主義立法の趨勢と傾向 第七 団体主義の発達 第八 団体主義の時代 A 団体主義の諸原理 B 団体主義者の立法の傾向 第九 ベンサム主義に対する団体主義の負債 第十 立法的世論の反対思潮と異なる思潮 A 立法的世論の過程 B 国教に関する立法の現実の過程 第十一 司法的立法(Judicial Lgislation) T 世論に関する司法的立法の特質 U 議会立法に及ぼす判例法の効果 第十二 立法的世論と一般の世論との関係 T 異なる各分野における世論の類似的変化、および個々人の生涯における 意見の類似的変化について U イギリスの思想の一般的傾向に対する立法的世論の依存について 付録 第一 結社権 A 文明国において結社権(right of association)によって発生した問題 B 第一九世紀中におけるフランス団結法とイギリス団結法との発達の比較 第二 国教委員会 第三 大学における宣誓(University Test) A 一七七二年以来の廃止運動 B 注意 第四 判例法(Juge-Made Law) A 判例法の起源 B 判例法の分量 C 判例法の特質・ D 判例法の理論に対する異議あるいは批判 |