- TOP
- > テキスト採用
- > 〓ス@〓スw〓ス〓ス〓ス
- > レクチャージェンダー法

書籍名 | レクチャージェンダー法 |
---|---|
著者 |
犬伏由子・ 井上匡子・ 君塚正臣編 |
判型 | A5判 |
頁数 | 276頁 |
発行年月 | 2012年3月 |
定価 | 2,750円(税込) |
ISBN | ISBN978-4-589-03407-6 |
本の説明 |
冒頭で基本法分野を概説し、本論で身近な問題から展開する構成で、問題状況と法の接点を抽出し、法的思考を修得できるジェンダー法学の標準テキスト。他の差別問題へも敷衍し言及。![]() ![]() 改訂版が刊行されております この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
はしがき 凡 例 序 章 なぜ、今、ジェンダー法なのか ジェンダー法とジェンダーの視点/ジェンダー 概念、ジェンダー論の展開/ジェンダー論と法 学・社会科学 第0章 ジェンダー法を学ぶ基礎として 憲法の基本/民法の基本/刑法の基本/社会法 の基本/国際法の基本 第1章 日本における性差別 ―近現代日本の法体制に取り込まれた 性差別 明治憲法体制における性差別/戦後改革 第2章 諸外国における性差別―その歴史と現状 ヨーロッパ/アメリカ/西アジア/南アジア/ 東アジア―中国を中心に 第3章 フェミニズム法学の展開 ―源流を学び未来を探る フェミニズムの歴史と法/フェミニズムおよび フェミニズム法学の諸潮流/新たな動向と課題 第4章 教 育 ―学校教育にみる ジェンダー・バイアスとその克服 わが国における女子教育政策/教育政策にみる ジェンダー・バイアス/「隠れたカリキュラ ム」にみるジェンダー・バイアス/ジェンダー ・バイアスの克服と学校教育 第5章 家族と平等―現行法に潜む「家」的思想 婚姻の成立に関わる平等性/夫婦同氏の原則の 平等性/親子関係における平等性 第6章 家族と自由―家族の保護と家族法 標準的家族モデルと家族法/「家族」の保護が 意味したこと/今後の方向性 第7章 不法行為・契約 ―失われたものの「値段」の男女差 失われたものの「値段」/名誉毀損とプライバ シーの侵害/「女人禁制」のメンバーシップ 第8章 労 働 ―平等原則・人格権保障と ワーク・ライフ・バランス 労働関係における男女の平等/働きやすい職場 環境/家族的責任とワーク・ライフ・バランス 第9章 社会保障―家族と個人のはざまで 家族(世帯)に対する社会保障/家族モデルの変 化と社会保障/社会保障制度の未来 第10章 レイプ・強制わいせつ ―二重の差別主義の克服のために レイプ・強制わいせつをめぐる問題状況/刑法 上の強姦罪・強制わいせつ罪/刑事裁判上の課 題 第11章 セクシュアル・ハラスメント ―職場、大学における性的人格権の 侵害と労働環境、教育研究環境 配慮義務 セクシュアル・ハラスメントとは?/労働環境 におけるセクシュアル・ハラスメント/教育研 究環境におけるセクシュアル・ハラスメント/ 関連問題 第12章 ドメスティック・バイオレンス、 ストーカー ―家庭内における暴力 ドメスティック・バイオレンス/児童虐待/高 齢者虐待/ストーカー 第13章 リプロダクション・セクシュアリティ ―産む/産まないの権利・性的自己決定 リプロダクションとは/産まない権利/産む権 利/性の権利(性的自己決定権/セクシュアル・ ライツ) 第14章 性表現 ―ポルノグラフィは ジェンダーの問題か 性的に露骨な表現、「わいせつ」、「ポルノグ ラフィ」/ポルノグラフィは性的支配従属構造 を体現する性差別か/あらゆるチャイルド・ポ ルノグラフィは子どもに対する性的虐待か/表 現の不自由 第15章 政治・行政 ―政策決定過程における男女平等 日本の政治・行政領域における女性の参画状況 /積極的な格差是正措置の導入/実質的な男女 同権を目指して 第16章 司 法―犯罪発生から犯罪者の処遇まで 背景/刑事司法手続に携わる人々/犯罪被害者 とジェンダー/犯罪加害者とジェンダー 第17章 男性にとってのジェンダー法 ―弱き者、汝の名はさて誰なのか 形式的平等―男性を不利益に扱う法規定・法制 度/実質的平等―特にワーク・ライフ・バラン ス/被害者としての男性 第18章 ジェンダー法学の応用 ―差別を捉える視点 視座の設定/個別の問題(1)―非嫡出子に対す る差別/個別の問題(2)―その他の領域 判例索引 事例索引 |