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コラム

更新日:2009.3.24

ストーリーのある法律学入門書

「法学入門」・「法律学入門」の類は、これまで数多く出版されています。そのなかにあって、なんとか、今までにないもの、大学生の生活目線に立ったものができないか、また法律学が「覚える」科目であるという発想から「考える」科目であると発想を転換してもらえないか、というのがそもそもの本書『なるほど!法律学入門』の企画意図です。
編者の村上先生・畠田先生に、そのような企画趣旨をお話すると、大変興味をもっていただき、とんとん拍子に企画コンセプト・構成案ができました。
本書の「売り」は、手前みそながら、架空の大学を舞台に主人公の木村達哉と長沢エリカおよびその周辺のひとたちの会話(物語)がユーモアとウイットに富んでいて面白いという点です。いちど、会話部分だけを全部とおして読んでみてください。ひとつの青春物語(?)が浮かんでくるでしょう。
また、本書の特徴はそれだけではありません。各UNITごとに、適切な事例とそれに対応した問いかけと考え方ヒントと素材の提供、その分野基礎知識の解説、がなされている、という点も特徴のひとつです。
また、UNIT数は、大学でのセメスターの講義回数にあわせて、15本になっています。各UNITで読み切り形式でありながら、連続小説のような展開で最終の15UNITまで面白くスムーズに読みこなせます。
一般教育科目の「法学入門」・「法律学入門」のテキストにくわえて法学部1年生向けの「法学基礎演習」の教材としても便利です。
「法律学」を学ぶことが面白くなるきっかけになるかもしれません。ぜひ、いちど手にとってみてください。


なるほど!法律学入門

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