書籍名 | 「大きな政府」の時代と行政 |
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著者 |
水口憲人著 |
判型 | A5判 |
頁数 | 224頁 |
発行年月 | 1995年11月 |
定価 | 5,280円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-01910-8 |
本の説明 |
「後期資本主義」「福祉国家」と称される現代という時代を、「小さな政府」論=新自由主義の台頭により転換期を迎えたということから、「大きな政府」と捉え総括する視点より、現代行政の特質を省察する。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
目次 第一章 後期資本主義と行政 はじめに 一 後期資本主義と国家 二 後期資本主義と行政 三 後期資本主義と計画 おわりに 第二章 「公務労働」の分析 はじめに 一 「公務労働論争」の再検討 二 生産的労働・不生産的労働およびサービス労働 ―スミスとマルクス 三 公務労働の現代的様相 むすびにかえて 第三章 現代行政の理論像 ―行政における「技術」と「参加」― はじめに 一 W・ウィルソンにみる「技術」と「参加」 二 「技術」と「参加」の位相変化―ニューディール期から戦後 三 「技術」と「参加」の分裂―一九六〇年代 四 「技術」と「参加」と体制論との交錯 ―C・リンドブロムとA・ウィルダフスキー おわりに 第四章 「福祉国家」的政治統合と官僚制 ―エスニック・マイノリティーと公務員制度― はじめに 一 メリット原理の動揺と「割当て制」 二 「代表的官僚制論」をめぐって 三 「福祉国家」における政治統合と多民族社会 あとがき |