書籍紹介

書籍名 ローカル・デモクラシーT
副題 分権という政治的仕掛け
著者 藪野祐三
判型 四六判
頁数 240頁
発行年月 2005年3月
定価 2,750円(税込)
ISBN ISBN4-589-02805-0
本の説明 デモクラシーの基本原理をローカル(=自己を中心にした生活空間)という現場のなかで再構築し、新たな政治的主体と市民の政治を実現する枠組みを提示する。ローカルとデモクラシーの協奏を展開した新しい政治学。

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目次 序 協奏するローカルとデモクラシ――現場主義の思想
第1章 ローカル・デモクラシーの時代――地域という政治的主体
 1 ローカルとは何か
 2 社会化する政治
 3 状況化するデモクラシー
 4 ローカル・デモクラシーの構造
第2章 ローカル・デモクラシーの権力構造――分権型社会という仕組み
 1 分権型社会の構造
 2 「上からの分権」としての行政分権
 3 「下からの分権」としての市民分権
 4 分権型社会とローカル・デモクラシー
第3章 ローカル・デモクラシーの担い手たち――官民公私論の展開
 1 ローカル・デモクラシーのなかのアクター
 2 システムとしての「公」と「私」
 3 アクターとしての「官」と「民」
 4 公共性の構造
第4章 ローカル・デモクラシーと市民性――ローカル・アクターの倫理
 1 市民性というイデオロギー
 2 ローカルのなかのセクター
 3 セクターの中の市民性
  NPOという市民
  企業という市民
  団体という市民
  行政という市民
 4 グローバル化する市民
第5章 ローカル・デモクラシーと公共性T――秩序公共性の展開
 1 規制による公共性の保障
 2 自由による公共性の実現
 3 システムとアクターの相補性
 4 秩序のグローバル的展開
第6章 ローカル・デモクラシーと公共性U――機能公共性の展開
 1 機能による公共性
 2 官の機能と公共性
 3 民の機能と公共性
 4 機能性のグローバル的展開
終章 ローカル・デモクラシーの創造――秩序と機能の相補性
 

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