書籍名 | 地方分権改革 |
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著者 |
大森彌・ 石川一三夫・ 木佐茂男ほか著 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 180頁 |
発行年月 | 2000年10月 |
定価 | 2,750円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02460-8 |
ジャンル | 行政・地方自治 |
本の説明 | 日本の地方分権と外国との比較、歴史的位置、その評価など、今回の地方分権改革について多面的に、かつ市民の立場から問い直し、21世紀の中央・地方関係を展望する。 |
目次 |
はしがき 第一部 地方分権改革とは 第1章 地方分権改革の位置/大森彌 ―市町村自治を中心に― 一 五つの気になる反応 二 今次分権改革の特色 三 機関委任事務制度の廃止と新たな事務区分 四 国の関与と係争処理の仕組み 五 税財源の改革問題 第2章 地方分権改革をめぐる二つのなぜ/曽我謙悟 ―その必要性と実現性― 一 はじめに―本稿の課題と構成 二 なぜ分権改革が必要とされたのか? 三 なぜ分権改革は進んだのか(あるいは進まなかったのか)? 四 今回の改革で何が変わり何が変わらなかったのか? 五 おわりに 第3章 地方分権改革の歴史的位置/石川一二夫 ―日本近代法史の視点から― 一 はじめに 二 民主化と集権化の波動 三 近代日本の町村自治の実態 四 地方自治振興運動の展開 五 地方自治史の分水嶺 六 中間集団の歴史的役割 七 おわりに 第4章 地方分権改革の評価/木佐茂男 ―比較の視点から― 一 地方分権改革の日本的スタート台 二 内発的改革欲求は?―下からだったのか、上からだったのか 三 制度改革への傾斜 四 比較分類的にどう位置づけることができるか? 五 新しい動きのめばえと危惧 第5章 地方分権改革と市民参加/橋本卓 ―市町村自治の現場から― 一 はじめに 二 分権化への出発 三 協働のまちづくり―条例の持つ意味とその重要性 四 市民との新たなる協働の関係を求めて 五 おわりに 第6章 地方分権の展望/三成賢次 ―比較法史の視点から― 一 はじめに ニ 自治の担い手 三 ドイツとの比較 四 地方行政の役割 五 地方分権改革における問題点 六 おわりに 第二部 討論 地方分権改革文献案内 |