書籍紹介

書籍名 入門・社会調査法〔第2版〕
副題 2ステップで基礎から学ぶ
著者 轟亮杉野勇
判型 A5判
頁数 272頁
発行年月 2013年4月
定価 2,750円(税込)
ISBN ISBN978-4-589-03489-2
本の説明 量的調査に焦点をあわせた定評書がさらにわかりやすくヴァージョンアップ。社会調査を実施する前提としての基礎編と実践的な発展編とにわけて解説。社会調査士資格取得カリキュラムA・B・G対応。

  

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目次 第2版のはじめに
はじめに
数学付録

第1章 社会調査とは何か
     ◇調査法、はじめの一歩
【基礎】
 社会について「正しく」知ること/社会調査の
 定義/私たちの社会調査との関わり/調査目的
 による社会調査の分類
【発展】
 公的統計と統計調査/国勢調査/社会調査の困
 難/社会調査士制度と調査倫理
 〔資料〕一般社団法人社会調査協会倫理規程

第2章 社会調査の種類
     ◇質的調査と量的調査とは?
【基礎】
 社会調査を分類するさまざまな軸/量的調査と
 質的調査/質的調査の特徴/Mixed Method
【発展】
 全体とケース選択/さまざまな水準での「量的
 /質的」区別/客観性・信頼性/エスノグラフ
 ィーの質の基準としての厚い記述/「質的/量
 的」という区別への批判

第3章 社会調査のプロセス
     ◇アイディアから後かたづけまで
【基礎】
 調査の全体像を把握する/それぞれのステップ
 について理解しよう
【発展】
 複数の調査を組み合わせてデザインする/調査
 プロセスを総合的に管理する

第4章 社会調査のデザイン
     ◇因果分析を念頭に
      調査を設計するには?
【基礎】
 何を知りたいのか/どのように検証するか
【発展】
 仮説を正確に検証するにはどうしたらよいか/
 より良い調査研究とは/既存研究の探し方

第5章 実査の方法
     ◇どのようなデータ収集法を
      選べば良いのか?
【基礎】
 データ収集法選択の基準/さまざまな調査方法
 /適切なデータ収集法の選択
【発展】
 インターネット調査は社会調査たりうるか/
 Mixed Mode

第6章 調査票の作成
     ◇質問の作成からレイアウトまで
【基礎】
 調査票の作成について学ぶ理由/調査票はどの
 ような構成をとるか/質問の作成にいたる手順
 /どのような質問形式を選ぶか/質問を作成す
 るときの留意点/質問の配置にかんする留意点
【発展】
 電子調査票/ワーディングが回答に影響を及ぼ
 す実例/調査票のレイアウト

第7章 サンプリング
     ◇対象者はどのように選べば
      良いのか?
【基礎】
 なぜ対象者の選び方が重要なのか/無作為抽出
 法/標本抽出枠とカバレッジ誤差/実行可能性
 や利便性への配慮/層化抽出/無作為標本から
 の乖離
【発展】
 名簿を使わないサンプリング/系統抽出の実際
 /事前の重みづけと調査後の調整

第8章 調査の実施
     ◇郵送法・個別面接法・
      インターネット調査
【基礎】
 郵送法実査を運営する/郵送法の手順
【発展】
 個別面接法実査を運営する/実査の「良い結
 果」とは/インターネット調査
 〔資料〕事前予告状

第9章 データファイルの作成
     ◇データの正確さを求めて
【基礎】
 エディティング/コーディング/データ入力/
 データクリーニング
【発展】
 アフターコーディングの種類と実際/「その
 他」のアフターコーディング/多項選択の入力
 /データの修正と補定、重みづけ

第10章 データの基礎的集計
     ◇たくさんの情報を要約する
【基礎】
 変数の種類/質的変数の要約/量的変数の要約
【発展】
 歪度と尖度/度数分布表とヒストグラムからパ
 ーセンタイルを計算する

第11章 統計的推測
     ◇見えない「全体」に対する想像力
【基礎】
 理論的に推測するために/標本抽出分布/標準
 誤差/母平均の区間推定とは/統計のテストを
 します
【発展】
 推定の精度と母集団の大きさ/特定の信頼区間
 の当否/分散にも標本抽出分布がある/両側検
 定と片側検定/検定と区間推定の関係

第12章 変数間の関連
     ◇データを分析する
【基礎】
 変数間の関連を探るとはどういうことか/変数
 の種類と分析方法/散布図の作成と相関係数/
 クロス表の作成と連関の指標
【発展】
 相関係数の検定/生態学的誤謬/重回帰分析

第13章 調査報告とデータの管理
     ◇調査のフィナーレもしっかりと
【基礎】
 調査結果の公表/報告書の作成/報告書の配布
 /データの適切管理
【発展】
 剽窃/データの利用/官庁統計の公開

第14章 社会調査の意義と今日的課題
     ◇私たちはいま何を考えるべきか?
【基礎】
 社会調査の困難/社会調査への協力/データと
 分析の質の問題/社会調査を学ぶ意義
【発展】
 調査者−被調査者の関係/社会調査の実像

文献リスト
事項索引
 

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