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書籍名 グローバル化をどうとらえるか
副題 ガヴァナンスの新地平
著者 D.ヘルドM.K.アーキブージ編・ 中谷義和監訳
判型 A5判
頁数 200頁
発行年月 2004年4月
定価 2,750円(税込)
ISBN ISBN4-589-02745-3
ジャンル 国際関係・外交
本の説明 J.S.スティグリッツほか、世界的に著名な研究者が、グローバル化をめぐる様々な議論を、社会的正義、公正、自由、民主的諸価値等から問い直すとともに、グローバル・ガヴァナンスの再構築へ向け、アジェンダを提起する。
目次 日本語版への序文
編者の序文
執筆者紹介
序章 グローバル化とガヴァナンスの課題/マーティアス・ケ一二ッヒ・アーキブージ
第1章 貧困と不平等の深刻な広がり―すべては「大嘘」か
                   /ロバート・ハンター・ウェイド
 1 はじめに
 2 貧困
 3 不平等
  3-1 為替レート
  3-2 購買力平価
 4 グローバル化
 5 グローバル化が貧困と不平等の解消につながらないと思われるのはなぜか?
  5-1 リージョナルであって、グローバルではない多国籍企業の焦点
  5-2 高付加価値型経済活動の空間的集中
 6 結論
第2章 グローバル化と開発/ジョセフ・E.スティグリッツ
 1 はじめに
 2 経済危機の管理をどのように誤ったか
 3 グローバル化―これを生かす方法を学ぶ
 4 グローバルな政府なきグローバル・ガヴァナンス
 5 グローバルなアジェンダの不公正
 6 資本市場自由化の陥穽
 7 市場経済への移行の管理の誤り
 8 改革のためのアジェンダ
 9 結論
第3章 正義のグローバル化/ロバート・E.グーディン
 1 はじめに
 2 原理について
 3 実践について
  3-1 国際条約レジーム
  3-2 超国民的ネットワークとNGO
  3-3 国際的課税と振替
 4 結論
第4章 埋め込まれた自由主義のグローバル化―企業との関係
                   /ジョン・ジェラード・ラギー
 1 はじめに
 2 巻き返し
  2-1 公共支出
  2-2 所得と雇用
  2-3 アイデンティティとアカウンタビリティ
 3 自発的なイニシアティブ
  3-1 市民社会組織
  3-2 企業の社会的責任
  3-3 認証制度
  3-4 グローバル・コンパクト
  3-5 グローバルな公共領域
 4 結論
第5章 グローバル・ガヴァナンスと民主的アカウンタビリティ
                   /ロバート・O.コヘーン
 1 はじめに
 2 グローバル・システムにおける非普遍的なグローバル社会
 3 ガヴァナンスとアカウンタビリティのギャップ
 4 システムと社会におけるアカウンタビリティ
 5 トランスナショナルなアカウンタビリティ―実体
 6 国家の外的アカウンタビリティ
 7 結論
第6章 執行型からコスモポリタン型多国間主義へ
                   /デヴィット・ヘルド
 1 はじめに
 2 グローバル化の諸挑戦
 3 コスモポリタニズムとは何か?
 4 コスモポリタンな機構の構築
 5 コスモポリタン型多国間主義
 6 結論―手の届かないパイなのか?
監訳者あとがき
索引
 

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