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書籍名 | 現代の企業と法を考える |
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著者 |
斉藤武編 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 272頁 |
発行年月 | 2000年5月 |
定価 | 2,750円(税込) |
ISBN | ISBN4-589-02440-3 |
本の説明 |
規制緩和、市場経済化、情報・通信技術の革新、国際標準化、など世界経済の趨勢をうけた法制度改革の動向を踏まえ、遵法精神に則った会社運営、企業倫理のあり方を問う、新しいタイプの企業法(会社法)の入門書。 この書籍は品切につき入手できません |
目次 |
目次 はしがき 第1講 株式会社の設立と法 1 株式会社の設立手続 2 会社設立と資本形成の病理 3 見せ金事件を見る 4 資本充実と払込仮装 ◆コラム◆ インターネットでみる会社売買の広告 第2講 株主の地位と法 1 株主・株主総会 2 株主総会の形骸化現象・従業員株主の台頭 3 住友商事総会決議取消訴訟事件 4 株券保管振替制度と実質株主名簿 ◆コラム◆ 株主/株式/株券の関係 第3講 コーポレート・ガバナンスと法 1 コーポレート・ガバナンスとは何か 2 日本におけるコーポレート・ガバナンスの特徴 3 日本長期信用銀行の事例 4 国際比較――アメリカ型とドイツ型 ◆コラム◆ 企業のメセナ活動――クラシック音楽を支えるメセナ 第4講 会社役員の地位と法 1 取締役・監査役の権限と責任 2 取締役会と監査役会の実態 3 山一証券の事例 4 取締役・監査役の独立性 ◆コラム◆ 風説と格付け 第5講 企業の不祥事と法 1 企業をめぐる不祥事 2 不祥事いろいろ 3 総会屋対策と法 4 遵法経営に向けて ◆コラム◆ 株主代表訴訟制度 第6講 粉飾決算と経営者責任 1 粉飾決算とは 2 粉飾決算の実態 3 三田工業事件 4 今後の展望 ◆コラム◆ 「経営判断の法則」/公認会計士 第7講 会計監査人の監査責任 1 会計監査人とは 2 会計監査人による監査の問題点 3 日本債券信用銀行の事例 4 会計監査人監査の信頼回復のために ◆コラム◆ 開示制度/監査制度とは 第8講 企業の補助者の地位と法 1 企業の補助者とは 2 使用人兼務取締役の地位 3 支店長/支社長の地位事例 4 執行役員の法的地位 ◆コラム◆ 表見支配人と表見代表取締役 第9講 企業の会計と法 1 商業帳簿/計算書類とは 2 電子帳簿保存法とは 3 キャッシュフロー重視経営 4 連結決算とは ◆コラム◆ 電子商取引 第10講 株式の発行・取得と法 1 エクイティ・ファイナンス 2 TOB 3 優先株式の発行事例 4 株式分割 ◆コラム◆ 額面株式から無額面株式への一斉転換 第11講 社債による資金調達と法 1 社債とは 2 社債の種類 3 ワラント訴訟 4 社債の発行 ◆コラム◆ 近時発行されている特殊な仕組みの社債 第12講 代金決済と法 1 手形・小切手とは 2 金融手段としての手形 3 不渡手形と連鎖倒産 4 今後の経済活動と手形の利用 ◆コラム◆ 電子マネーとデビット・カード 第13講 企業の合併・営業譲渡と法 1 合併/営業譲渡とは 2 合併/営業譲渡の実態 3 北海道拓殖銀行(拓銀)の事例 4 今後の展望――合併/営業譲渡と労働関係 ◆コラム◆ 企業結合の諸形態 第14講 持株会社と法 1 持株会社の解禁 2 持株会社の構造 3 持株会社の実際 4 持株会社と商法 ◆コラム◆ 一九九九年商法改正の要点 第15講 企業の倒産と法 1 倒産法制 2 銀行倒産と金融システムの維持 3 倒産処理の諸事例 4 倒産法制の改正動向 ◆コラム◆ MBO(マネジメント・バイアウト) 事項索引 |