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書籍名 ヨーロッパ思想史
副題 社会的思想を中心に
著者 恒藤武二
判型 A5判
頁数 260頁
発行年月 1987年5月
定価 3,080円(税込)
ISBN ISBN4-589-01334-7
ジャンル 法哲学・法社会学・法制史
本の説明 古代から現代にいたる法・政治・社会の思想の歴史を丹念にたどり、歴史と現実の思想の関連を明確にするなかで未来への展望を示す。ヨーロッパ思想の源泉/ルネッサンス・宗教改革の時代とその思想/啓蒙主義/英仏ブルジョワ革命期の思想/ほか11章
目次 第1章 ヨーロッパ思想の源泉(1)―古典古代のギリシアローマの思想
 第1節 ピュシスとコスモス
 第2節 国家のピシュス性とノモス
 第3節 精神におけるグレコ・ロ一マンスタイル
第2章 ヨーロッパ思想の源泉(2)―中世ヨーロッバの思想
 第1節 ヨーロッパ世界の成立
 第2節 中世社会の構造
 第3節 中世の発展と近代思想の萌芽
 第4節 中世カトリック教会とその社会的思想
第3章 ルネッサンス宗教改革の時代とその思想
 第1節 ルネッサンスの時代と人文主義
 第2節 宗教改革の時代とその思想
第4章 啓蒙主義
 第1節 啓蒙主義の精神
 第2節 人間一般と人権
 第3節 啓蒙主義の<闇>
第5章 英仏ブルジョワ革命期の思想
     ―レヴェラーズとロベスピエールの憲法思想を中心にして
 策1節 考察の視点
 第2節 レベラーズの憲法思想
 第3節 ロベスピエールの憲法思想
 第4節 むすびにかえて
第6章 ドイツ観念論とその社会的思想―カントとヘーゲル
 第1節 カントの社会的思想
 第2節 ヘーゲルの社会的思想
第7章 ロマン主義 ―ルソーとその後の展開
 第1節 ロマン主義の概念
 第2節 ロマン主義の原型
 第3節 ロマン主義の展開
 第4節 ロマン主義の意義
第8章 社会科学の成立と発展―ダーウィンからマルクスまで(素描)
 策1節 「社会科学」とは?―ここでの前提条件
 第2節 進化論とダーウィン、そしてスペンサー
 第3節 J.S.ミルと「自由論」
 第4節 K.マルクスの存在意義
第9章 功利主義思想の形成と発展
 第1節 功利主義とは何か
 第2節 功利主義思想の形成過程〔T〕
 第3節 功利主義思想の形成過程〔U〕
 第4節 立法の原理としての功利主義―ベンサム
 第5節 功利主義と自由主義―J.S.ミル
第10章 両大戦間の思想―試練のワイマール・テモクラシー
 第1節 ワイマール共和国の実像
 第2節 デモクラシーのドイツ的位相―トーマス・マン
 第3節 社会民主主義者のデモクラシー論
      ―グスタフ・ラートブルフとヘルマンヘラー
 策4節 方法、形式としてのデモクラシー論―ハンスケルゼン
 第5節 相対主義とデモクラシー
第11章 近現代アメリカの思想―アメリカの法思想の系譜
 第1節 はじめに―現代アメリカ社会の特色
 第2節 合衆国憲法と自然法思想
 第3節 合衆国最高裁判所による憲法判例の展開と自然法思想
 第4節 思想史の観点から見たアメリカの法学

  付表 近代思想史略年表
     先進国工業化の指標
  編者あとがき
  事項索引


 執筆分担
序 説 恒藤武二
第1章 駒城鎮一
第2章 岩野英夫・恒藤武二
第3章 青野透
第4章 佐々木允臣
第5章 畑安次
第6章 稲福日出夫
第7章 富沢克
第8章 清水征樹
第9章 深田三徳
第10章 舟越耿一
第11章 藤倉皓一郎
 

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