■第3講 作業シート1の解答

草加事件捜査経過表
7.19 PM1:30ころ 作業員 花子の死体を発見
  PM2:35ころ 警察 現場の実況見分
  死体発見後 警察 A男ら方に警察官を派遣、いずれも不在で聞き込みができなかった。
  PM5:45 警察 草加署で花子の死体の実況見分
  PM9:20 柳田純一 花子の死体を鑑定
7.22   C男 H子に「花子を見た」と供述
7.23 AM5:15 H子の父親 H子が聞いたC男の供述につき草加署に電話連絡
    警察 C男らが本件に関与している疑いがあると判断
  AM8:00ころ 警察 C男に任意同行を求め、取調べ開始
  AM10:00ころ 警察 B男に任意同行を求め、取調べ開始
  PM2:30すぎ 警察 A男に任意同行を求め、取調べ開始
  取調べ開始後30分後 A男 花子絞殺を認める
  その後まもなく B男、C男 花子殺害の事実を認める
  PM10:45 警察 A男、B男、C男を強姦未遂、殺人の被疑事実により緊急逮捕
  不明 F男、D男 取調べを受け、否認
7.24 不明 G男 取調べを受け、3時間後に本件関与を認める
7.25 不明 E男 取調べを受け、否認
不明     G男にアリバイが存することが判明し、本件には無関係とされる
7月末   柳田純一 被害者の膣内等に精液反応ありと検察官に伝える(実際は付着していない)
8.03   E男 強制わいせつの容疑で通常逮捕、否認を維持
8.04 F男   強姦容疑で通常逮捕され、強姦への関与を認める
8.05 D男   司法警察員の取調べにおいて本件関与を認める
8.12   E男 本件関与を認め始める
8.13   A男 観護措置決定のため浦和家裁に連行され、B男・C男と同室になった際、今後否認する旨伝える
8.15   F男 A男らが花子殺害の相談をしていた事実を認める
8.19   A男 犯行を否認する「事件の日の行動」と題する書面作成
    B男 犯行を否認する「じけんの日のこと」と題する書面を作成
8.26   A男 自己の第1回審判期日において否認の供述をする(以後一貫して犯行を否認)
    B男 自己の第1回審判期日において否認の供述をする(以後一貫して犯行を否認)
    C男 A男・B男の審判期日において犯行を認める旨の証言
    E男 B男の審判期日において、これまでの供述内容を維持する証言
    F男 B男の審判期日において、これまでの供述内容を維持する証言
9.03   D男 父親と面会して以来、否認の供述(以後一貫して犯行を否認)
9.06   C男 自己の第2回審判期日において、初めて否認の供述(以後一貫して犯行を否認)
9.12   E男 自己の第1回審判期日において、否認に転じる(以後一貫して犯行を否認)
9.12   F男 自己の第1回審判期日において、否認に転じる(以後一貫して犯行を否認)